名古屋市にある熱田区について、詳しく丁寧に解説するサイト『名古屋熱田区探索』

●●●熱田神宮●●●

【神話の森】

熱田神宮の南にある正門から境内に入ります。
さすが神話の森と呼ばれるだけあり深い緑に覆われ、夏の日でも暑さが引いていきます。
熱田神宮が神話の森と呼ばれるのは、熱田神宮では三種の神器のひとつである「草薙の神剣」
を祀ったことに始まります。
草薙の剣とは素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したとき
にその尾から出たといわれる剣です。

【草薙の剣】

日本武尊は東国の神々を平定すると、結婚の約束をしていた宮簀媛命を尾張氏の里・火上山
(緑区大高町)で妃としました。
そして日本武尊は伊吹山の神を鎮めに向かうのですが、その時宮簀媛命のもとに草薙の剣を
置いて行きます。
しかし伊吹山の神に負けた日本武尊は負傷し、伊勢の国で命を落とすことになります。
それを知った宮簀媛命は悲しみの中、草薙の剣をここ熱田に祀ったのです。
それが西暦130年頃のことで、今から約1900年昔の話です。
それ以来、熱田神宮は伊勢神宮に並ぶお宮として厚い信仰を集め、「熱田さま」「熱田さん」
と呼ばれ親しまれてきました。

【上知我麻神社】

南門の第一鳥居のすぐ左側には上知我麻神社があります。
上知我麻神社は宮簀媛命の父である尾張国造、乎止與命を祀っており、知恵授け、商売繁盛
などの神様として信仰を集めています。
「知恵の文殊さま」とも呼ばれ、元旦には毎年たくさんの受験生がお参りに訪れます。

【本宮】

第三鳥居を越えると神明造りの本宮があります。
もともと本宮は尾張造りの社殿だったのですが、三種の神器を祀っているということもあり
1893年に社殿の配置、規模を伊勢神宮と同様の神明造りに改造されました。
その後戦災に遭い、1955年に現在のものに造り替えられています。
一番奥の社殿が本殿で、そこに熱田大神が鎮座します。
本宮の左側には祈祷殿、右側には授与所があり、授与所から西へ歩くとかつて草薙の神剣を
奉安していた土用殿があります。